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Showing posts from March, 2025

言葉とステレオタイプ

   「男女差別」という言葉を聞いて何を思い浮かべるか。  次の言葉を読む前に少しだけ立ち止まって考えて欲しい。  今思いついたのはどのようなものだろうか。  男女共同参画社会基本法、公職選挙法、などであろうか。それとも男尊女卑、看護婦、「男は度胸女は愛嬌」、などだろうか。それともはたまた、女尊男卑、主夫、などであろうか。  私はラディカルなノンバイナリーなので、そもそも男女の区切りというものが問題であると考えているが、それはさておいて、皆の思いついた中で被差別者は女性だっただろうか、それとも男性だっただろうか。  メディアバイアスが大きい現代では、圧倒的に男女差別における被差別者が女性であることが多い。そのため、「男女差別がある」と聞いた時に咄嗟に被差別者を女性だと思ってはいないだろうか。セクハラが存在すると言われた時に被害者が女性であると考えてはいないだろうか。痴漢が起こったと聞いて、現場を見る前に加害者が男性であると思ってはいないか。性暴力があると聞いた時に被害者が女性であると連想していないか。  ヒューリスティックが人間には備わっている。これは経験則の一種であり、あらかじめ統計的に可能性の高い方を前提とする能力と形容することもできるだろう。だから事件として聞くことの多いパワーバランスをもとに差別のステレオタイプ、雛形を頭の中で作り上げてしまっているのではないだろうか。では、この雛形は果たして有用であろうか。  レイプの被害者であろうとするには、法改訂前には女性である必要があった。現代は、異物を挿入される必要がある。しかし、レイプはそのような形でのみ行われるのだろうか。  性別は人間が作り出したものである。そこには恣意性があり、そこにはステレオタイプがある。弱いものとして線引きされる「女性性」とたくましいものとして描き出される「男性性」が存在する。これらの社会性は男性女性を単なる生物的特徴のみならず、社会的役割まで適応させる。男性は男性であるだけで逞しいものであるために、レイプの被害者になり得ないと考えられていたのではないか。男性は男性であるだけで自身の身を自身で守れると思われていないか。男性は男性であるだけで性欲が強いと思われていないか。男性は男性であるだけで筋肉量が多いと思われていないか。男性は男性であるだけで繊細なことができないと思われていないか...

アメリカ旅行に行ってきました(アラスカ・アンカレッジ)

 アラスカ・アンカレッジ(Anchorage, Alaska) さて、それでは各都市で起こったことをそれぞれ書いていければと思う。どれも「楽しかった」の感想で総括できてしまうので、正直何か深い感情があるわけではないのだが、なんとなくのシェアである。本当に私個人が楽しいだけのシェアである。 まずはアラスカについて書こうと思う。実際の時系列ではシカゴの方を先に訪れたのだが、アラスカとシアトルの後に再度訪れているので、そこでまとめて書こうと思う。ということでアラスカである。 アラスカである。ニューオーリンズの代わりとなったアラスカである。極寒の地アラスカである。カナダを挟んだアラスカである。シアトルと一時間、ニューヨークとは四時間の時差のあるアラスカである。アンカレッジが主な都市とされるアラスカである。アラスカである。 本来ならニューオーリンズに四泊する予定だったのだが、アラスカに二泊のみとなってしまった。残念である。シカゴからミネアポリス経由でアラスカへ向かった。ちなみにミネアポリス空港は日本語の案内も存在していた。むしろ中国語が表記されていなかった。個人的には話者数ランキング的にも中国語の方が効率が良いとは思っているのだが、局所的に一部の言語話者の訪問が多い場合にはその限りではないとも思うので、日本人観光客がやたら多いか、日本人観光客がやたら世界中に多かった時の名残りかの二択であろうと思う。ちなみに空港の中にスヌーピーが沢山いた。可愛かった。特に何かを口にしたわけでもないので、ただただ単純に待ち時間を贅沢に使った空港散歩を行ったのみである。そのごアラスカに向かう飛行機に乗った。機内で特に何をするわけでもなく、映画を見たり、本を読んだりといつもの機内の過ごし方と同じ方法で過ごした。 さて、アラスカに降り立ったのは夕方、17時ごろである。ホテルまでバスを使って移動する。空港から出てすぐにバス停があり、一本逃した。目の前で発車である。この状況、何度目であろうか。特に雨も降っっておらず、特別寒くもないので駅で他のバスを待っている人と話しながら過ごした。シカゴでは氷点下二十度を体験しており、零度はそこまで寒くないという錯覚に陥っていた。もう一つのバスを待っている女性の方は仕事の関係で訪れたらしい。街の方ではなく、医療センターに用事があるため、シャトルバスを待っ...

アメリカ旅行に行ってきました(とりあえず総括)

今回は楽しい記事です。 この度、睦月から如月にかけて三週間程度アメリカに遊びに行ってきた。最終的に訪れたのは、シカゴ、アンカレッジ(アラスカ)、シアトル、ニューヨーク。目的地決めでも一悶着あったのでこれについてもまたお話しさせてほしい。また、今回は一人旅だった。現地の友人には会ったが、渡米そのものは一人で行った。楽しかったよ。旅行はやはり楽しい。 そもそもなぜアメリカかというと、高校時代に知り合ったアメリカ出身の友人に会いに行く話をしたためである。私が大学に入ってすぐの頃からずっと遊びに行くと言い続けていたのだが、パンデミックやら海外留学やらで時間ができずに行けずじまいだったところ、暇ができてしまったので勢いで行くことを決めた。少し家から出て息継ぎがしたかったというのもあり、アメリカのvisaが都合よく残っていたとか、他にも沢山要因はあるが、主な目的として語っているのは、友人に会うことであった。その友人はシカゴに住んでいて、私はとりあえず何も考えずにシカゴに飛ぶことにした。流石に帰りの便を予約しないという暴挙はせず、シカゴ→ニューヨーク、ニューヨーク→東京の便も予約した。流石にね。時期が時期だったのか、不自然に安かったのもある。とりあえず、アメリカ行きがこの瞬間に確定した。同じことを2度いうのもあれだが、楽しかった。友人に三週間アメリカに行ってくると伝えると、短期留学だと言われたが、さして英語が上達した感覚はないので、今更三週間程度行ったところで上達するような能力や顕現するポテンシャルは僕にはもうないようである。残念。だがとても穏やかで、しかし同時に刺激的な旅だったので満足度は高かった。そしてこれが私が修行に入る前の最後の海外旅行になった。流石に如月・弥生にはもう海外旅行はしない。お金がない。現時点でマイナスである。ちなみに、今回の旅で初めてe-simというものを使ってみた。結構使い勝手が良い。ルーターを持ち歩かなくて良いのはありがたいことだ。失くす恐怖を軽減できる。 ここではとりあえず総括を書くことができたらと思っている。楽しかったのでシェアしたい。というかただただ話したいので。細かい話はまた別の記事で話すことができたらと思う。 私は東京→ロサンゼルス→シカゴ→ミネアポリス→アンカレッジ→シアトル→シカゴ→ニューヨーク→東京の順番で飛行機に乗った。このうち、ロサン...