[Archive] 推しが出てるって軽率に見たら深夜に精神やられた話 (2020.09.22 公開)
[アーカイブ] 推しが出てるって軽率に見たら深夜に精神やられた話 (2020.09.22 公開) 「推しだーーー」 そう思ったんです、TSUTAYAで。TSUTAYAで此の映画のDVDを見つけた時に推しの顔が目に飛び込んできたんですよ。幸せでしたねぇ、 映画自体を見るまでは 。 今回紹介する映画は『Beautiful Boy』という映画です。 私の推しである「Timothee Chalamet」が出ていたんです。あの儚い美少年がパッケージで佇んでいたら手に取らざるを得ないでしょう。ってことで速攻借りてしまいました。脊髄反射でしたね。実際に見たのは少し前の話です。私が大学受験のための勉強をしていた頃でした。精神切り詰めて何してんだろって思いながら勉強してましたね。(私が受験勉強していた間に見逃した映画は数知れず…)そんな中、推しを眺めて癒されたいという至極単純な理由で借りました。まあ、内容知ってたら此の時期には見てなかったなあ… 此の映画の内容はザックリ言うと、 薬物中毒の息子とその父親の絆の物語 です。映画としてはとても面白かったです。ティモシーの儚さが役にハマっており、アレだけ現実味のある緊迫感と憔悴を露わに出来るのはやはりすごい。そして、父親役のSteve Carell氏の演技は良かった…本当に良かった。優しいが、厳しい雰囲気もある。息子との葛藤や現実との葛藤に悩まされる姿がしみじみとコチラの心臓の底の底に滲みていく。見ていて生々しいくらいに感じる苦悩と失望と微かな期待が作品を通して苦しい。其れでも、二人はすれ違いながらも前を向いて向き合おうとする、その逞しい姿が脳にダイレクトアタックしてきます。薬物に溺れるTimotheeと其れを必死に救おうとして動くSteve。素敵でとてもオモイ作品でした。 二人がレストランで相対するシーンがありました。過去の回想があった上での現在、その対比が父親の精神を抉ります。会ったら理想とはかけ離れていることも何となく察しがついている。でも会わなければ息子に手を差し伸べる機会を失う。そういった面では、ある意味、精神の自己犠牲とともに相対する父親。そこに現れるのは今まで期待と理想を一身に受けてきた息子。今までの理想が反動形成のように溢れかえってしまった。自分でも今のまま...